DMReviewの正社員転職レビュー

Data Management Reviewとは、管理人のDmReviewが首都圏の正社員の転職情報をリサーチし、調査結果を皆さんに報告させて頂くお仕事レポートです。お役に立てれば幸いです。

IT業界では転職が当たり前!?経験者が語る知られざる真実

皆さんこんにちは。元Webディレクターの山田です。
最近、「転職」って言葉をよく耳にしませんか?インターネットを開けば、大手転職サイトの広告はもちろん、電車内や駅でも「転職」という言葉を看板で目にするのではないでしょうか?

私は、ITの業界に新卒で飛び込み、チームリーダーに昇格まで上りつめ、IT業界から脱却した経歴があります。
大変業務内容は過酷ではありましたが、面白い業界で学ぶことも多く、充実した日々を送ることができました。
今回、IT業界の転職事情や、転職体験談なども踏まえお伝えしたいと思います。

IT業界は転職の嵐!

私は3年間、某Web企業で働いていました。
その三年間、多くの人が入社し、多くの人が去っていきました。その企業自体、悪い企業ではなかったと思います。給料もそれなりに支給されますし、インセンティブ制度などで役職を勝ち取り、部下を持ち、キャリアを積み重ねる方々も多くいらっしゃいます。
しかし、「なんだかITってかっこいい」で入社してきた新入社員を筆頭に、多くの転職してきた方でさえも1年~3年で転職していきました。最悪の月には、1ヶ月のうちに10名去ってしまうことなども普通に起こりました。(企業全体人数は150名ほど)。
社内で、転職がなぜこんなにも多いか話になった際、「IT企業は転職文化だから、ずっと同じ会社に居続ける方が珍しいよな」という意見が大多数だったのを覚えています。

なぜ、この業界はこんなにも転職が多いのでしょうか。

 

そんな業界だからこそ注意しておきたい3点

とにかくサービス残業は長いのが当たり前

どんな仕事でも「納期」や「期限」などがあると思います。
クライアントからは「PCで軽く修正するくらいなのだから、簡単に、すぐに終わるだろ」といった調子で、無理な納期を強いられます。また、IT企業も最近では競争が激しく利益率をかなり考慮しています。
短い時間で案件数を回すことの意義を主張しすぎると、社員に圧力がかかるのは当然のことです。長く働いていると、感覚も麻痺し、終電で帰宅するのは当たり前。友達とのご飯などプライベートのスケジュールが立てられないのは当たり前。
休日は疲れ果てて、寝て過ごし、婚期を逃す方も多くいらっしゃいます。私の個人的な見解によると、特に女性の方は30歳前後が転職のピークでした。
転職して、結婚しあたたかい家庭を築いておられる方はたくさんおられますし、そのまま独身でキャリアを伸ばしておられる方もたくさんいらっしゃいます。(キャリア組はマンションを買って投資信託、FXに夢中な友達が数名います笑)

 

コミュニケーション不足な社内感

常にPCの中で生きているような感覚に陥ります。会社に来ているのに、隣に座っている人でさえもチャットワークスカイプなどのチャットツールでメッセージを送りあい、コミュニケーションを図ります。あの人が言った、言ってないなどのログを確実に残すために、自分の意見などをログで残すことを大切にしていました。ITならではの雰囲気だとは思いますが、部屋の中がし~んとしていることも多く、IT企業でよく見られる現象だそうです。チーム内でも、会話や相手の意図を読み取ろうとする機会も乏しく、後から問題が起こったあとに話が噛み合わなかったりするのは日常茶飯事で、「チーム」という言葉が存在するのが不思議なくらいでした。つまり、一般的にいう「コミュニケーション不足」だと考えられます。

転職すればするほど、キャリアアップ?!

同業種でライバル会社からの就職活動の際、「前職のノウハウを伝授できます」や「似たような業種の仕事の経験があります」など、面接で伝えるとかなりIT業界では優遇されます。(これは他業種でも同じかも知れませんね。)全くの素人を入れるよりは、経験者に入社してもらったほうが会社側の負担も断然軽減します。
また、給料アップも見込めます。就職活動をする際に、キャリアシート(経歴書)を作成すると思いますが、その中で役職を持ちどれだけ企業に貢献したかをアピールします。そこで給料交渉も企業によっては可能なようです。
大手IT企業から中小企業に転職する際は、最初から役職持ちで配属されることもあります。

 

IT業界ごとの年収まとめと未経験者におすすめの職!

ITと一言で言っても、職域も多いのが事実です。未経験の方でIT業界に興味のある方におすすめの職をピックアップしてみました。
※下記の年収目安はあくまで平均目安です。
 

コンサルタント

ITコンサルタント、セールスエンジニアなど多くありますが、顧客のニーズをヒアリングし提案などの営業を担います。データを元に顧客の確保ができれば、かなり報酬は膨れ上がります。他業種であっても営業経験のある方は受け入れられやすいようです。(年収は約350万~1000万程)
 

ディレクター

コンサルタントから情報を受け取り、更に内容を深め監督する係です。顧客のニーズなどに沿ったプランニングを行います。業界問わず幅広い知識や顧客とのコミュニケーション能力も必要です。基本的にIT経験者が採用されますが、経験が積めて人生の糧にはなるかと思います。(年収は約350~500万程)

 

ライター

ライターは、インターネットメディアに掲載される文章を書くプロです。特に資格はありません。しかし、格安でフリーランスを雇って書かせることも多いようです。
最近の流行として、薬事法に関するライティング(サプリメント等の記事)ができる方は、かなり重宝されます。退職後も経験を活かしフリーランス活動も可能です。(年収は、約300万~500万程)
 

デザイナー

WEBでのデザイン、紙の広告でのザインなど多くあります。ハローワークなどでも今では格安で学べ、パートや主婦の間でもかなり人気が高いです。転職サイトでも多く募集が出ています。最近では、プログラマー兼デザイナーは当たり前です。(年収は、約300万~600万程)


プログラマー

ソフトウェア開発の基本で、プログラム言語の知識はもちろん、効率よく作業を進める必要があります。また、新しい技法も時代と共に変わり、すぐに新しく出てくるので学び続ける必要もあります。現在、企業は人員不足のため必死でプログラマーを探しています。就職は受かりやすいかと思います。(年収は、約350万~450万程)

 

しかし!転職の時に陥りやすい面接のポイント!

ITから他業種に転職する方へ

ITから他業種に転職を考えておられる方は、転職する際に、新卒の頃のポテンシャルだけの面接ではなく、IT業界でスキルを学んできたということをアピールすることができます。そのためには、案件数・工数・受注金額などのデータの収集をしておきましょう。他業種の面接官にもぼやっと言葉だけで説明するのではなく数字で説明することで、管理能力のある人材だと判断されます。是非、今でも遅くないです!準備をしていきましょう。

他業種からIT業界に転職したい方へ

他業種からIT業界に転職したい・さらにキャリアアップしたい方は、できる限り早めの転職をおすすめします。若いと周りの目も「若いし、知識がなくて当たり前」といった気持ちで接してもらえます。
また、パソコンでの作業が多く、多くIT用語を調べ覚えていく必要があります。
聞き馴染みのない言葉も多数あるため日々学んでいく必要がります。
最低限のWEB知識は学んでおきましょう。

 

まとめ

IT業界の転職事情を少しでも知ることができたでしょうか?
実は、私は今IT企業ではなく、他業界の一般事務をしています。お伝えしたとおり、IT業界は、かなり過酷なライフスタイルです。月末は納期に追われ、顧客に無理なリクエストを迫られ、打ち合わせで帰宅が遅くなり、夜中タクシーで帰るのが当たり前な生活が耐えられなかった訳です(笑)もちろん、学んだことも多く、タイピングが早いことやエクセル・ワードが扱えることはかなり、今の仕事でも生きています。IT業界で培うことのできた知識や人とのつながりは尊いものです。