DMReviewの正社員転職レビュー

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高卒の転職は難しい?高校卒業から働いた私が調査してみた!

 

皆様こんにちは。私は高校卒業後、一人暮らしをしながらアルバイトをしていました。
そして、社員登用制度を利用して正社員になったのですが、社長になる夢のステップのために転職を考えました。(あの頃は若かった!)
そしてその時、就職や転職について考え、調べてみました。


結論からはっきり言ってしまうと、高卒は転職に不利です。
学歴が人を分ける社会なんて!そんな世界腐ってねぇ!」と若い頃は思っていましたが、様々な経験の中で理解し、後悔もしました。
金銭的な面で両親が行かせてくれなかったわけではないのに、受験をすれば普通にどこかに入れる位の勉強はしていたのに、大学生になる選択肢を選ばなかった事を恥じています。

ただ、こんな悲観的なことばかり書いてはいますが、希望やチャンスは無限にあります。特に20代の人たち。
少し下を向いてしまっている方も、最後には前向きになってもらうための調査結果と体験談ですので、最後までお付き合いください。
 

 

高卒の転職はなぜ不利なんだろう?

その1 会社の選別が難しい

私が転職に関する情報誌や情報サイトを様々見てきて、これは誰しもが最初に感じる事だと思いますが、募集要項に『大卒以上』、『短大卒以上、』または『専門卒以上』という文言が散見されます。
この時点で、私のやりたい(やってみたい)仕事と、会社側が求める人材との間で隔たりが出来ますので、選択肢が1つ減ってしまう事が容易にわかりますよね。もちろん、商業高校や工業高校へ行って、専門的な資格を取得して社会で活躍されている方は数多くいらっしゃるのですが、この高卒という学歴1つで応募資格が無くなってしまいます。
 

その2  評判の壁を超えるのが難しい

さて、これはどういう事か説明させていただきます。ここで言う『評判』というのはいわゆる、高卒者に対してのレッテルですね。ここ10年ほどでの離職者の数を見ていくと、大卒以上の方の3年以内の離職率(約3割)より、高卒以上の方の離職率が1割前後高い(約4割)傾向にあり、せっかく雇ってもすぐに辞めてしまうのではないかというレッテルが少なからずあります。


出典:Work Life Fun 新卒の離職率は3~5割!

会社によって様々ですが、この高卒者の離職率を知っている会社もありますし、感じている面接官も少なからず居るのは確かです。私はいくつかの会社で面接官として人とお会いする機会がありました。そして、その会社の辞めていく方々の共通点を感じて、調べた事がありました。人を採用する際に、より長く、より優秀な人材を、と考えるのは面接官として当然ですからね。

その3 ライバルがやはり強い!

…少ない選択肢の中で、これなら自分にも出来るかもしれないという『高卒以上』の求人があったとします。ここで忘れてはいけない大事なことが、大卒者も高卒以上ですよね?当然、大卒者だけどその会社で働きたいという方も居ると思います。専門学校で特別な知識を持っている方もライバルかもしれません。その中から内定を勝ち取らないと、せっかく見つけた仕事が出来なくなってしまいますよね?
実際、日本の高校生の進学、就職の統計を調べていくと、約7割の学生が大学や専門学校に通い、仕事に就く方は2割未満となっています。日本では多くの人が大学や専門学校に通っているので、高卒以上としている求人に対して大卒者が面接に来ても、何も不思議な事はありません。

 

そんなことを言ってますけど…

これだけ不利な情報を列挙すると俯いてしまうかもしれませんが、
先述しました通り、私も最終学歴は高卒です。
そして、今は正社員として普通に働いています。
転職も数回しています。ここで少しだけ私の体験をお話しいたしますね。

私は高校を出て、3年間同じ場所でアルバイトをしておりましたが、特にやりたいこともなく、凄くざっくりとしていますが、社長になりたいという夢は昔から持っていました。しかし、何から始めれば良いのか分からないままバイト先で誘われ、そのまま正社員になりました。業務内容は、パチンコ店のホールスタッフです。



業務内容も金銭面も環境面も、私にとっては特に不満も無く、仕事で上司とぶつかることはありましたが、当然のように湧き上がる疑問がありました。
自分は果たして夢に向かっているのか?」という疑問です。しかも高卒の自分に何が出来るのだろうと。

私は基本的に、何事も無駄な経験なんてないと考えるようにしているので、ホールスタッフとしての仕事が無駄ではないのですが、パチンコ店を経営したいわけではないと気付いたのです。
そして、お客様との何気ない会話の中で、自分がやりたいやりたくないに関わらず、何を経験しないといけないかに気づきました。
感の良い方なら分かると思いますが、それは、営業職です。

「営業は厳しいよー。」とか、「営業会社のイメージがなぁ。」などなど、ここまで読んで営業なんて、と思う方が多数居ると思いますが、安心してください。採用担当、教育担当などを経た私が、転職に必要なこと、大事なことをまとめたいと思います。
 

高卒と大卒の賃金の差ってわかりますか?

大卒の月の平均賃料が男性で40万2,500円、女性が28万7,800円に対して、高卒の月の平均賃料は男性で28万8,200円、女性で20万7,700円となっています。 
仮に賞与を月給1カ月分として、月給×13カ月で計算した場合、大卒の平均年収は男性で約523万円、女性で約374万円。
対して、高卒の平均年収は男性で約374万円、女性で約270万円になり、その年収差は少なくないといえるでしょう。 
引用:高卒の平均年収って?

長い目で見ると150万円も一年で変わってきます。
これでは高卒の方が給料が目的で転職しようとするのもわかりますね。


しかしこの差に気づいて「転職だ!」といった時にはもう遅いです…
上に書いた様なライバルと一緒に「転職市場」で戦うことになります。
そこで次は転職する前に考えておいた方がいいことを紹介していきます!
 

これから転職を考えている方に重要な3つのこと

これまでで高卒の方の転職、再就職が難しい事が伝わったと思います。高卒は営業しか選べないのか、という事ではありません。採用担当、教育責任者を務めた私が見るポイントとは。

その1 明確な目標を持つこと!

 私の場合、世の中の会社の代表者は、ほとんどの方が営業を経験していて、ネットワークを広げ、仕事を頂いたり斡旋したりしながら営業をしていると聞いたので、営業職へ転職をしました。何を売るかは分からないけれど、社長になりたいという明確な目標があったからです。もちろん、営業なんてしたこと無いよという社長も居るかとは思いますが、仕事を頂くためにしている行動、付き合いは全て営業です。
 
また、面接官側の立場でお話をさせていただくと、面接の際の鉄板の質問で、『この会社に入って何をしたいですか?』または、『この会社のためにあなたは何が出来ますか?』という質問は必ず聞かれますよね?
面接官によって捉え方は様々で、聞き方も多少違ってくると思いますが、会社に入ってからの目標も個人的な目標も、より明確にしておくことが重要です。
取ってつけたような曖昧な目標と、目標をより明確に話す人とでは、話し方も表情もまるで違ってくるので、私がその域に達しているとは口が裂けても言えませんが、ベテランの面接官はすぐに見分けられるみたいですよ。

その2 仕事に必要な資格を取ること!

 これはもう多くを語る必要はないかもしれませんが、誰しもが共通して言う事であり、それだけ重要性が高いという事ですね。
高卒でも大検を取れば選択肢が広がりますし、より明確な目標があれば、自ずとそれに必要な資格が分かると思います。
転職が成功した後も、必要であれば資格は増やしたほうが有利であり、今の自分の仕事とは関係がない資格でも、興味があれば勉強をして取っておくべきだと思います。
会社によっては資格手当という制度もありますからね。

とりあえず人気の資格に関してはこちらから!↓
参考:転職に役立つ資格紹介!業種・職種別&まだ未定の方にもおすすめのもの
 

その3 長く続けること!

 皆さんは、自分の好きな事に関して、少し辛い時期や辛い出来事があっても諦めずにやり続けた何かはありますか?
ここまで私が記述した文章の中で小出しに伝えてきたつもりだったのですが、『レッテル』の部分ですね。
 
高卒の方の転職が不利な理由として多く共通している部分が、『何かを諦めた経験が多い』という事です。自分の好きなスポーツを諦めた経験があるとか、学校に通うことに疲れて、または勉強することが辛くて諦めたという『レッテル』が高卒の方には貼られています。大卒の方が採用され易い理由は簡単で、専門的な知識を有しているのはもちろんですが、ほとんどの国民が必ず通る学問の部分に関して、学び続けることを大卒の方は諦めなかったという事です。もちろん高卒の方も事情はあるかもしれませんが、諦めなかった経験がある人は、転職を考えず、諦めずに、私の文章を読む事すらないのかもしれません。この事を語っている私は、恥ずかしながら何度も諦めました。スポーツも勉強も両方です。

 しかし、何度か諦めた位で変なレッテルを張られる事に対して、払拭することを諦めてはいけません。アルバイトでもパートでも、長く続けてレッテルを剥がしてください。本当にやりたい仕事ではなくても、もう1年続けてみてください。
 
私の体験でも少し話しましたが、私はある事を続けました。
正社員になるまでのアルバイトの期間もそうですが、その間、雇用契約はアルバイトでも、会社の一員であるというプライドを持ち続けました。会社のために、お客様のためにという事を常に考え、社員の方には意見を聞いていただき、出しゃばるなという様な事も言われましたが、結局同じ会社で8年以上続けました。


営業の仕事をしていて様々な会社の社長と話す機会がありましたが、共通して言える事は、高卒で、しかも転職回数が多いとなると、多少資格が多くても、採用はなかなか難しいと考えてしまうそうです。
ただ、即戦力になる人材は大卒の新卒よりもすぐに採用したいという会社も多いので、1つの会社で責任を持って長く勤め、嫌になって辞めるのではなく、明確な目標を持って前向きに仕事を探しているという人材は、必ず採用したいという社長が多いですよ。
 

自分自身の目標と地図のお話し

ここまで高卒の方の転職に関して、目標を持って、とか諦めないで、とお話しをさせていただきましたが、どうしても決められない方のために、地図のお話しをさせていただきますね。

 皆さんは車に乗った時のカーナビ、スマートフォンの地図アプリ、観光マップなど、様々な地図を目にしていると思います。その際、地図の何を見ていますか?そして、それは仕事や転職、人生について共通する事があることに気づいていますか?

 全く知らない観光地に行って地図を見た時に、人は必ず4つのポイントを抑えますよね?
現在地』、『目的地』、『道筋』、『所要時間』の4つです。
しかし、人が転職や仕事に行き詰った時にこのポイントを忘れてしまう事が多いみたいです。

 仕事や転職の目標(目的地)が決まっていても、自分は何が出来るのか(現在地)を見誤ってしまうと、目標に対していつまでに(所要時間)、何をしなければいけないか(道筋)、ズレが生じてきます。目標がどうしても定まらない時は、無理をせずに、まずは自分をしっかりと見つめることが大事です。
自分は何が出来るか、得意だと思っていても社会では通じない時もありますし、不得意だと思っていたことが、再開したら楽しくなっていたりもします。私の場合は、大嫌いだった読書が今では大好きになり、今こうして文章を書いて表現をしています。自分のことは決して過大評価せず、過小評価せず、立ち位置を間違えると地図では大変な方向に行ってしまいますからね。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?私の体験や、雇用する側のお話しなどを元にお話しをさせていただきましたが、不快に思われた方は申し訳ありません。

仕事に就けない人、やりたい事が決められない人が居る一方、人材不足の業界も数多く存在します。雇用する側もされる側も、今より少しだけ良くなっていただけたら幸いです。